電脳経済学v3> gis地理情報システム > gis20 GISとのかかわり
(当初開設:2005/01/21)( 一部修正: 2005/11/19: 2008/06/23: 2011/08/26: 2011/11/19: 2011/12/14: 2013/04/21: 2014/03/01)

gis20-1 GISとのご縁
”いい年をして何がGISだよ!”との声も聞こえますのでGISとのかかわりを手短にご説明します。私は昭和9年(1934年)生まれですから平成25年(2013年)は78歳になります。病弱だった幼少年期が戦前・戦中・戦後に重なり加齢と共に「哲学人間」になりました。哲学は論理・倫理・美学に区分されますが論理は(美学を媒体に)倫理との結合により社会的な意味をもちます。GISはこの世界を論理空間として記述し説得する道具であり、今後の地球社会において分野を問わず決定的な役割りを果たすと確信しています。その身近な応用事例としてGPSサービスを挙げることができます。
下記JakartaGISProject(pdf) 国際コンソシウムのプロマネ経験によれば、メンバーは国籍、人種、出自、性別、年齢、傷害、学歴、経験などは一切問わず、ただ成果の評価のみで対価を決定しました。これは「各人はその能力に応じて働き、必要に応じて受けとる」IT社会における現実の姿であります。
追記:蛇足ながら時間に実数をとれば空間は虚数になります。GISはこの虚数空間を可視化して実数表現します。この文脈からGISは脳内宇宙(ミクロコスモス)の構築を容易にします。さらなる詳細はspt時空を参照願います。(2011/11/19追加)

gis20-2 GISとの出合い
次節(1)の通りGISとの出合いは1990年にバングラデッシュでFAP12/13業務に従事したときに遡ります。FAP19:GISはISPAN(Irrigation Support Project for Asia and Neareast)/USAIDの担当でしたが当時の私にとってGISの用語自体が初耳でした。そこで一時帰国中に当時日本で入手可能なGIS関係図書をくまなく調べました。『入門地理情報システム』 (GIS関係図書No.46)はその1冊でしたが192ページ「12.4 灌漑と水資源の可能性」を開いて大変ショックを受けた記憶があります。これからはこれだ!という感動と本当に可能だろうか?という疑念が交錯しました。この事実関係について次節(3)JakartaGISProjectに参画したESRIスタッフに幾度となく確認してArcGISとの運命的な出合いを感じました。その後におけるGISの全地球的な展開は爆発的といっても過言ではありません。私の実感としてGISが世界共通の「言語」である意味が近年のIT技術の進展に呼応して益々理解されてきました。

gis20-3 GISを巡る経緯
(1)1990−1992:FAP12/13 (WB/JICA Study)でGISと出会う。測地測量と情報処理の結合技術と理解。
(2)1992−1994:下記(3)に備えてGIS関係図書を徹底的に調べる。
(3)1995−1996:JakartaGIS-OECF Project (pdf) PhaseIIプロマネとしてESRIスタッフと共同作業。多くの体験的な示唆を得る。
(4)1997/06/25:電脳経済学v2(当初版:要約)をアップロード。
(5)1999/04−07/:日本ユニテックのSGML(構造化言語)セミナーに参加。有益なれども個人での取り組みに限界を感じる。
(6)2001/01−08/:洪水適応型農村開発調査(JICA Study)においてArcView3.2を実務に使用。その有効性を確認する。
(7)2001/11/01−02:ESRI/ERDASユーザ会2001に出席。
(8)2003/02/20−21:ESRI/ERDASユーザ会2002に出席。
(9)2003/11/14:国土交通省国土計画局GIS定着化企画提案に応募。
(10)2003/11/17:GIS学会入会。
(11)2003/11/20−21:ESRI/ERDASユーザ会2003に出席。
(12)2004/01/30:東京大学空間情報科学研究センター(CSIS)シンポジウムに出席。
(13)2004/01/30:土地改良測量設計技術協会主催になるNNGIS勉強会に出席。
(14)2004/07/31:電脳経済学v3(改訂版)をアップロード。
(15)2004/10/17:ArcView9/3DAnalyst/ArcGlobe (pdf)をインストールしてテスト中。
(16)2004/11/15:東アジア共同体・共通通貨構想シンポジウム(pdf)に出席。
(17)2004/11/25‐26:第1回GISコミュニテイフォーラム2004に出席。
(18)2005/01/21:電脳経済学v3に地理情報システム(gisフォルダー)暫定版をアップロード。
(19)2005/03/04:日本学術会議地理学研究連絡委員会主催になる空間情報社会シンポジウムに出席。
(20)2005/03/28‐31:第4回デジタルアース国際シンポジウム2005(ISDE)に出席。
(21)2005/11/17-18:第2回GISコミュニテイフォーラム2005に出席。
(22)2008/01/17-18:第4回GISコミュニテイフォーラム2008に出席。
(23)2011/06/01-03:第7回GISコミュニテイフォーラム2011に出席。

(24)2011/06/08-25:放射能モニタリング&マッピングセミナーに出席。
(25)2011/11/25:ArcGISシステム開発セミナーに出席。
(26)2012/05/30-06/01:第8回GISコミュニテイフォーラム2012に出席。
(27)2013/05/29-05/31:第9回GISコミュニテイフォーラム2013に出席。
(28)2014/02/25:ArcGIS Online 体験セミナーに出席。
(29)2014/05/29-05/30:第10回GISコミュニテイフォーラム2014に出席。

(30)2015/05/28-05/29:第11回GISコミュニテイフォーラム2015は欠席。
(31)2016/05/26-05/27:第12回GISコミュニテイフォーラム2016に出席。
(32)2017/05/17-05/18:第13回GISコミュニテイフォーラム2017は欠席。
(33)2018/05/24-05/25:第14回GISコミュニテイフォーラム2018は欠席。

(34)2019/05/23-05/24:第15回GISコミュニテイフォーラム2019は欠席。