電脳経済学v8> f用語集> pop 人口 (Population)pcsポストコロナ社会)(hlt健康) (当初作成:2021/05/21)  (一部修正:2021/05/22) (一部追加1.(8):2021/05/26) (一部追加2.(3):2021/07/21)

1.梗 概:
(1)これまで人口問題は人口増大の文脈で論じられて来た。ところが、新型コロナウイルスの世界的蔓延を契機に、これからの人口問題は「人口減少」に転じると考えられる。
(2)人類が経験したことのないこの人口減少社会をいかに構想するか、この難問にどう取り組むべきか。人口増大が問題ならば人口減少はむしろ問題解決となるのか?
(3)経済学によれば生産要素は土地、労働、資本からなる。土地と労働は本源的生産要素と呼ばれ、資本はそれから生産され蓄積される。人口増大を前提とする経済成長賛美時代は早晩終焉を迎える。この時代潮流を踏まえて人口減少社会をどのように描出するか?
(4)その前にprv摂理について考えよう。それは、
人間もnt自然界の一員であると言う自明の事実である。これには、先ず独善を卒業して従来の価値体系を見直す必要がある。
(5)要は、人間が『ウイルスの告げるメッセージ』を理解できるか否かである。勝ち負けではなく相互依存関係としてウイルスの存在を直視出来るかだ。
(6)つまり、「摂理」としての新型コロナウイルスは出現は、人間中心主義を前提とする文化や文明の内実が「むさぼり」や「集団エゴ」に外ならないと気づかせる。それは既に環境問題として提起されている。
(7)個人レベルでの普遍的な価値はhlt健康に至る。
健康は人生の前提とされるがむしろ目的である。この凡庸な哲理に気づくか否かだ。
(8)ミクロレベルでのhlt健康とマクロレベルでのpop人口の対比が問題解決に鍵を与える。それは本来あるべき健全な社会を意味し、その描像化が問われる。 (追加:2021/05/26)
2.参考資料:
(1)養老孟司 「自然とは?」  (追加:2021/05/21)

(2)自然 (Wikipedia) (追加:2021/05/21)
(3)『世界』2021年8月号【特集:サピエンス減少】 岩波書店 (追加:2021/07/09)
(4)『未来のドリル コロナが見せた日本の弱点』 河合雅司 講談社現代新書 2621  (追加:2021/07/21)